出会いが未来を変える

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皆さんこんにちは。

今回のコラムは、6/17(土)に開催したイベントについて書きたいと思います。

始まりは、昨年の9月東京で開催された『オーガニックライフスタイルEXPO』に出展させていただいたところに遡ります。

CreemaSPRINGSというクラウドファンディングのキュレーターの方が、AgriPoucher®︎コンポストに興味を持ってくださり、

是非プロジェクトを組みませんかと言ってくださいました。

クラウドファンディングといえば、何か新しいことを始めたり立ち上げたりする際に多くの方に資金面での応援をいただくというもの、そんな認識でした。

しかし、お話を伺ってみるとそうではなくストーリーを読み込んだ上でそのプロジェクトに賛同してくださる方が、実際にご購入くださることで応援をしていただけるというものでした。

CreemaSPRINGSのクラファンでは、こだわりを持ったものづくりの商品・作家さんの作品・他では手に入らないものなどが多く出展されています。

その中でも、読者が購入したところから「コト」が始まるものは初めてとのことでした。

最初の打ち合わせから約半年かけてページを作り、3月からスタートさせました。

正直言うと、どんな反響があるのか全く想像もつきませんでした。

そんな心配をよそに、スタートして1ヶ月経つか経たないうちに目標を超えました。

今回のクラファンを通して、今までお届けできていなかった地域の方にもお届けすることができました。

応援してくださったいる方がコメントをくださったり、毎日が発見や感動の連続でした。

そして、そのクラファンのクライマックス。

AgriPoucher®︎コンポストと「清澄の里 粟」(ミシュラングリーンスター獲得店)でのランチコースと三浦氏のお話会。

こちらのリターンで応援くださった方々と、奈良県の現地に行ってまいりました。

ここは、清酒発祥の地であり、お饅頭やお茶、うどんも実は「はじまりは奈良」とのことです。

全てのスイカのルーツは90%以上が奈良とは驚きでした。

伝統野菜の素晴らしいランチコースをいただき、プロジェクト粟主宰・三浦氏のお話し会。

皆さんは、お米一粒から穫れるのは何粒くらいだと思いますか?

私は、一粒万倍という言葉もあるとおり万倍に増えるのかなと思っていたのですが、実は2000〜4000粒くらいだそうです。

では、粟は?粟が正に1粒から万粒穫れるのだそうです。知らなかった〜。

お話の中に『七つの自給率』という今私たちに、日本人に、人間にとって必要な自給率が七つ挙げられていました。

自給率というと、大抵の人は食料自給率を思い浮かべます。勿論それも大切ですが、そこには(種の自給率も含む)とありました。

長年、在来種の調査・硏究・栽培・保存を続けてこられた三浦さんご夫婦。20数年前、奈良の伝統野菜は9品目しか把握されていなかったところから、現在では調査発掘のおかげで50品目にまで増え伝承され続けておられます。

今、私たちが口にする作物もいつかの誰かが繋いでくださった種があるからこそ食べることができるのだと言えます。

私たち人間は多くの恩恵を受けて地球に存在させていただいています。あらゆるものと共生していくことで、

次世代に少しでも良い環境をバトンタッチできるのかなと思います。

展示会への出展をオファーしてくださったクレヨンハウスさんから始まり、CreemaSPRINGSのプロジェクト。そしてご賛同くださり応援いただきました全ての方々。「清澄の里 粟」にお集まりいただきした皆さま、三浦さんご夫婦。

初めましての方も多くおられましたが、この出会いのご縁が今後の皆さまにとりまして、素敵な彩りとなりますようにと思っております。

本当にありがとうございました。

心より感謝いたします。

CreemaSPRINGSでの皆さまの応援も含めまして、AgriPoucher®︎都市型農業は新たなプロジェクトを発動いたしました。

また、そちらの近況はご報告できればと思います。

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