地球もわたしも心地いい、新しい都市型農業

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先日、公開前から心待ちにしていた映画を観てきました。タイトルは、『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』有害物質の危険性を40年隠し続けた巨大企業に立ち向かった人々の実話を描いた映画。ある大企業が、戦車に使うために開発した成分をフライパンのコーティングに使用。その有害物質は、大気汚染・水質汚染を起こし、牛が次々と、原因不明で死んで行くところから始まる。人々は、原因不明の病に罹る。多くの住民は、巨大企業の中で仕事をしているため、何も言うことができない。そんな中、大きな圧力に屈することなく立ち向かった一人の弁護士と牧場主たちの実話でした。問題となった成分のフライパンは、日本の家庭で今でも使われています。買い物は、未来につながる選択であるとまた改めて感じました。

ご興味のある方は、公式サイトへ → https://dw-movie.jp

話しは変わりますが、地球Laboは、地の事業として、持続可能な都市農業AgriPoucher®︎ (アグリポーチャー)を提案させて頂いております。 2020年大阪市北区で生まれたAgriPoucher®︎が、来月大きく進化するのを前に、各方面から興味や共感のお言葉やお問合せが増えてきました。その際に必ず、何故?AgriPoucher®︎を始めようと思われたのですかと聞かれます。 今回は、地球Laboジャーナルを毎回楽しみに読んで頂いている皆様にも共有できたら思います。 私たちのご先祖様は、生命を繋いできました。 人だけでなく、動物も植物も環境もです。 しかし、この100年で大きく生活様式が変わり地球環境が悪化し、これから先の未来に、私たちはどんなバトンを繋げることができるかが大きな社会の課題であり、個々の取り組みにもなっています。 私たちは、日本が抱える食料自給率の問題・農業の課題・農薬による生態系の破壊・フードロスの課題に対して、 食育を通して、命の大切さを感じ体験してもらえる農業体験の場所を田舎につくり、都市に住む人たちに体験してもらうことを進めていました。 どうすれば魅力的な場所を田舎に造れるか?どうすれば、人が田舎で農業体験をしたくなるかを考えていました。 しかし、月に一度二度都市から田舎に足を運んでもらう事は、中々難しく容易ではないことを知りました。 リフレッシュ気分で農業体験するのはいいけど、毎月は中々難しい、季節によっては、世話ができないなど、様々な考えや悩み、意見がありました。

それならば、自宅のベランダや屋上で、気軽に野菜づくりができるようにしよう。 都市の中で都市に住む人々と、課題や問題解決をしていくことに発想を変えました。 でも、家庭菜園をしようとすると、近くにホームセンターがない、車がないと買いに行けない、化成肥料の入った土ばかりで、どの土を選べばいいのかわからい、プラッチックのプランターは、使わなくなると大きなゴミになる、可愛くないなど、面白いほど課題を教えて頂きました。 欧米では、リジェネーション(再生的・繰り返し生み出す)の考え方が都市に浸透し、自然と人とが共生し続けれる街づくりが出来ていました。 海外の事例を知るうちに、日本の都市でも蝶々やミツバチが遊びにくる環境づくりやライフスタイルをつくれたら、 子どもたちの未来のため、地球上に暮らす生命のお役に立てるような感じがし、想像の翼が広がりました。 限られたスペースで、楽しく・ワクワク・オシャレに・可愛く、環境にも健康にも優しい農業をしようが、 キーワード。 種にこだわり・土にこだわり・容器にこだわりました。 市販されているプラッチックプランターは、使わなくなった時に大きなゴミになる、見た目がダサい、劣化してきた時に割れて危ないなどのデメリットがありましたので、 オシャレでワクワクできるものにしようと思いました。 まずは、コーヒー豆が入っている麻袋を使いテスト開発をスタートしました。 結果は、麻袋の生分解性が早く、ゴーヤの実が育つ前に袋が破けてしまい、もう一枚麻袋を重ねることに。 それでも、ゴーヤの実が育つ頃には、 2枚とも破けました。 その次に見付けた素材は、見た目は可愛かったのですが、やはり耐久性に課題が出てきました。 海外からの輸入品であったため、コロナの影響で、 物流にも遅れが出たりもしていました。 そんな状況から、海外に頼るのではなく、優れたニッポンのものづくり、技術を取り入れていきたい思いがあることと、ニッポンの課題を国内で解決していくことを社内で提案しました。 皆、いいね!ニッポンを大切にしていきたいよね!の賛成を貰えたので、昨年の春、一から地球Laboの要望を叶えてくれる素材メーカーを探し始めました。 夏にやっと、環境にも人にも優しい、すばらしい素材を 作っている日本の素材メーカーさんに出会うことが できました。 そこから、何度も何度も素材メーカーさんと試作テストを繰り返し、やっとの思いで2022年2月に、進化したAgriPoucher®︎を発売させていただけます。 ここまでたくさんの方が、地球Laboに、知恵・知識・思い・人を授けていただきました。 心より感謝申し上げます。

AgriPoucher®︎のある暮らし

自分で種を蒔き育てることで、食べ物に対しての意識や感謝、恵みを感じ、育てる過程では、植物の力強さを通して生命の素晴らしさを学ぶことができるでしょう。
野菜や植物を育てることで、生態系のバランスを身近に知れるようになり、都市環境にも変化を生み出し始めます。
ベランダに蝶々やミツバチが遊びにくるような自然あふれる都市に再生し、自然と人、都市にも優しい暮らしが始まります。
コンポストが仲間入り

AgriPoucher®︎では、化成肥料・牛糞・鶏糞にも頼らず、オーガニック野菜を育てることで、小さなお子様から大人まで、安心して育て食べれる野菜作りの提案をしてきました。

化成肥料を使えば、失敗も少なく野菜を育てることができるメリットがありますが、土の中に住む微生物に悪影響を及ぼす可能性があり、繰り返し使い続けることができない土になってしまいます。
また、牛糞・鶏糞については、成長ホルモン剤や抗生物質などの残留がある可能性から使わない選択をしています。

AgriPoucher®︎コンポストは、家庭からでる生ごみを微生物の力を借りて、分解・発酵し堆肥にします。
私たちが住む日本は、世界一ごみ焼却場が多い国です。
その中でも生ごみは、水分量が多いため焼却の際に大量のエネルギーを使用します。
捨てればただのゴミ、コンポストで堆肥に変えれば、
資源になり土の栄養になります。

食料の多くを輸入に頼り、世界で一番食べ物を捨てているのも日本。
日本の食料廃棄の量で、世界の貧困が救えると言われています。
AgriPoucher®︎コンポストは、農家さんが畑の土づくりをするように、家庭ででた野菜の切れ端など、生ゴミを捨てるから循環に変えることで、生ゴミの量を減らすこと、フードロスの削減、土が喜ぶ堆肥づくりを都市の中で可能にすることで、AgriPoucher®︎循環生活ができあがります。

新Agriポーチのこだわり

・国内のPETをリサイクルしたオシャレで丈夫なポーチ
・素材は、燃やしてもダイオキシン等の有害物質が出ない環境に配慮したもの
・一つ一つ、機械ではなく職人さんが縫製
・タグは、リサイクル糸を使用
・日本のものづくり技術
・受け継がれる日本の職人技術

発売開始まで、1ヶ月を切りました。 AgriPoucher®︎+AgriPoucher®︎コンポストがたくさんの都市や皆さまに届き、笑顔あふれる循環生活を楽しんで頂ければ嬉しいです。

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