土用には秋刀魚を食べましょう⁈

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10月も後半だというのに、いまだにほぼTシャツ&裸足で過ごしている私ですが、

昨年以上に季節がどんどんおかしくなってきているように感じています。

きっとこの長く続いた暑さの後には、一気に冬支度が必要なほど気温が下がってくるのでしょう。

きっと数日先のことだと思いますが、身体がついていきませんね。

◆土用という雑節

季節の食養生のお話をシリーズでさせていただいていますが、

今、季節は秋。

ですが、立冬前の約18日間に入っていますので、この期間は「土用」と呼びます。

え?土用って夏じゃないの?うなぎを食べる日じゃないの?

そんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

私も数年前までそう思っていました。

間違いではありませんが、実は土用というのは、夏だけでなく、1年に4回もあるんです。

4つの土用はそれぞれ、「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれ、

季節の移り変わりをより的確につかむために使われている「雑節」という

日本人の生活文化から生まれた日本独自の暦日のひとつ。

ちなみに、みなさんご存知の「節分」や「彼岸」なども雑節です。

知らないで普通に使っていますよね。

この土用の期間は、季節の変わり目ということもあり、特に体調管理が大切になってきます。

特に、秋の土用の頃は夏の疲れが出てくる時期。

暑い日が長く続いた今年は特に気をつけなければなりません。

夏の暑さでかなり体力を消耗していますし、

冷たいものの飲みすぎ食べ過ぎで、胃腸の働きが低下しがちです。

胃腸が動かなければ、体力も免疫力も落ちますので、病気へと近づきます。

そうならないためにも、

「バランスのいい食事」はもちろんのこと、

「質のいい睡眠」「適度な運動」にも意識を向けたいものです。

さて、夏にウナギを食べるように

秋の土用に食べるといいものがあります。

それは、ずばり「た」のつく食べもの!

どんなものが浮かびますか?

これは十二支から来ているそうです。

夏の土用に食べるといいウナギの「う」は

「ね・うし・とら・う・・・」の「う」

秋の土用の「た」は「たつ」の「た」

たとえば、たまご・たまねぎ・鯛・タコ・たくあん・・・

濁点が付きますが、だいこんもお勧めです。

もうひとつは「青い食べ物」

青は食欲を減退させる色・自然界の食べ物にはない色

などと言われていますが、

こちらは中国の陰陽五行の木火土金水に基づくもので、

秋の土用には「水」に対応する「青」を取り入れるといいそうです。

具体的には、サンマ・イワシ・サバなどの青魚がお勧めです。

間違っても青だからとブルーハワイのかき氷を食べるのはNGです(笑)

やはり旬のものを摂るというところは押さえておきたいです。

年々高級魚になりつつあるサンマですが、

大根おろしを添えた旬のサンマの塩焼きが、

秋の土用にはベストチョイスになります。

なので、表題に「土用には秋刀魚」と書いてみました。

特に土用の期間の辰の日(2022年は10/30)にはぜひ!

◆土いじりについて

更に、都市型農業をご提案している地球Laboですので、

土用の期間の土いじりについて、少し触れてみます。

「土用」は、“土旺用事(どおうようじ)”を略した言葉で、

“土が旺(さかんに)なり、用事(働き)をする”という意味があります。

古来より日本では、土の中には土公神と呼ばれる土の神様(陰陽道の神様)がいて、

土用になると、その土公神という神様が土から出てきて、

土がもっとも働く期間とされ、土を動かしてはいけないと言われています。

具体的には、土いじりや草むしりはもちろんのこと、

造園や建造、井戸掘りなど“土”に関することは避けるという教えです。

ただし「土用」の前に、すでに作業に入っていた農作業や増改築は進めても問題はなかったり、

土に触れる際に手袋をしていればO Kだったりと例外もあります。

しかも「間日」と言って、土用の期間の数日は神様が天上に行っていて、

土の中にいないので、その日に作業をしても大丈夫という日があります。

日本人の堅苦しくない、こういうゆるい感じが私は好きです。

ちなみに秋土用の間日は未・酉・亥の日なので

2022年は10月20日から土用が始まって、間日が10/23・25・11/2・4・6です。

そんなの迷信だと笑い飛ばされる方もいらっしゃるかもしれませんが、

頭っからスルーするのではなく、

そういう風習もあるんだなと少し心に留めていただけたらうれしいです。

今の時期、虫も少なくなってきて、冬野菜の種を蒔くのに適した季節になってきました。。

土用の時期ですが、間日を選んでいいタイミングで種蒔きしましょう。

10月11月にお勧めのお野菜は

種まき…ほうれん草・そら豆・さやえんどう・ルッコラ・かぶ・ビーツなど。

植え付け…ニンニク・玉ねぎ・いちごなど。

天候やお住まいの地域によって誤差はありますが、よろしければ参考にしてみてください。

寒さに耐え抜いたお野菜は強くて甘くておいしいですし、ご自身で育てたお野菜は格別です。

市民農園や畑を借りるのはハードルが高いですが、お庭やベランダなど、できる範囲で楽しく野菜作りをしてみませんか?

◆弊社AgriPoucher®について

弊社AgriPoucher®の栽培キットはおしゃれに手軽に野菜作りを始めたい方にピッタリです。

一般的に販売されているプラスティックのプランターは手軽に手に入れやすいですが、通気性があまりよくないので、中で根腐れが起きやすい。

劣化も早いので、使わなくなったプランターはプラスティックゴミとなり、環境負荷がかかります。

昔ながらの植木鉢は通気性があるモノの重いし割れるし。。。

どちらも一長一短。

そんな問題点を解消してくれるAgriPoucher®のポーチ

・不織布なので通気性がいい

・軽くて割れない

・色褪せもほぼなく、生地が厚い

・丁寧な縫製で耐久性あり(日本の職人技が光ります)

・底穴がないので、下から虫が入ってきにくい

・使わないときはたたんで片づけて置ける

・深さがあるので、土がたくさん入るし、根菜類も育てることができる

・おしゃれなデザインなので、テンションが上がる

などなど魅力満載です。

この機会にお庭やベランダでお手軽に野菜作りを始めてみませんか?

但し、野菜作りを始めるのは、できれば神様が土の中にいらっしゃらない時に♪

地球Laboオンラインストア 

https://chikyu-labo.shop/

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