ゼロチャレンジから未来を考える

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今年は、桜の花持ちが昨年より長かったように思います。

桜の花が咲き始めて、しばらく雨が降らず、優しい風のお陰だったのかもしれません。

ここ数日は、雨と風がゴーッと音をたてて裏山の木々を揺らし、揺れた木々の振動が地面に伝わり、

大地を振動させて、地中に酸素を送り森を活性化させています。

森の中では、見えない微生物や新しい命が目覚め始めていることでしょうね。


さて今回のテーマは、ゼロチャレンジから未来を考える

昨年から始まった『フードロスゼロチャレンジデイズ』は、3月から第2回目がスタートしました。

今回の参加者は43名。家族を合わせると100名以上になります。

家庭やお店で出た生ゴミを微生物のチカラを借りて、コンポストで土の栄養『堆肥』に変えていきます。

1回目からご参加頂いている方から、今回が初めてという方もおられます。

3月22日から3週間(4月11日まで)生ゴミをコンポストに投入し続けていきます。

コンポストに生ゴミを入れたら混ぜる!入れたら混ぜる!

好気性菌という空気を好む微生物がいるから混ぜてあげると分解発酵が進むんですよ。

その後、生ゴミ投入を止めて、コンポスト内で分解発酵中の生ゴミを全て分解していきます。

期間は、約3週間~4週間。そうすると土の栄養『堆肥』の出来上がりです。

スタート前に事前ワークショップも開催し、参加者さんは学びと安心感を持って始めれるのも嬉しいところです。

参加者さんたちのコメントを見てみましょう。

スタート1日目。7,559gの生ごみが資源に変わりました!

「はじめて生ごみ投入にドキドキ!ちょっと大きかったかな~変化が楽しみです」

「初日の今日は、家族みんなでゴミの量を計って、コンポストに入れてみました。また明日も入れよ!って子供達も一緒にとり組んでくれています。」

「家族が面白がって何度か覗いていました。楽しみながら出来るといいなと思います。」

「ワクワクしました、孫の中学生としました。」

「ゴミに対して、こんなに一生懸命になったことがなかったので、新しい気持ちで、これから楽しみです。」

「コンポストチャレンジの初日から、今まで何も考えずにポイポイ生ゴミを捨ててきたんだなと気づいてビックリしました。」


3日目。7,098gの生ゴミを資源に変えることができました!累計で22,912gとなりました。

行動変化と気付きが出始めてきました。

「捨てがちなキャベツの一番外の葉ですが、春ということもありなんとなく調理してしまいました」

「体調不良で家族に料理を任せていましたが、きちんと野菜クズを分別して重さも測ってくれていました。

毎日の事なので、家族みんなで協力する方が続けやすいと感じました。」

「子供達が食後の片付けの時に、枝豆の皮もコンポストに入れるよね!って、捨てずにまとめてコンポスト用boxに入れてくれてました。子供達の中にも自然とコンポストを意識する気持ちが芽生えてることに、ほっこりした気持ちになりました。教えることも大事だけど、自分で体験したから身につくこともあるよね!と。コンポストチャレンジは発見がいっぱいで、これからも楽しみながら続けていきたいです。」

10日目。7,780gの生ゴミを資源に変えることができました!累計で83,572gとなりました。

日々の生活で、実感する変化に気づきが出始めてきました。

「生ゴミ、言い換えるならば、土に食べてもらう物、土に還る物、コンポストミール、、」

「コンポストを始めてから、ゴミ捨ての時のゴミ袋が軽くなってきました!

その分、プラゴミの多さを感じるようになってきたので、買い物の時にちょっと意識してみようと思いました。」

「燃えるごみの日にごみを出すタイミングを逃してしまっても、生ゴミがなければそんなに気にならないですね。」

「今日はコンポストを始めてから、初めて燃えるゴミを出しました(9日分)。

測ってみると800gくらいでした!コンポストに今まで入れた生ゴミより500gくらい少なかったです。

生ゴミが循環すると廃棄されるゴミは減るんだなと実感しました。」


15日目。6,566gの生ゴミを資源に変えることができました!累計で120,822gとなりました。

自然とECOな考え方や丁寧な暮らしにシフトし始めてたように感じます。

「今まで無意識にたくさんのゴミを捨ててたねーと夫婦でエコについて話す事が増えてきました。」

「コンポストの中を覗くと黒く小さくなっている最初の方の生ゴミを見つけて、

こんなふうになるんだなと勉強になりました。今日は夫と一緒にまじまじと観察しました。

残り1週間だと思うと、終わるのが寂しく感じてしまいます。最後まで大切に育てようと思います。」

「コンポストを始めてから家族の意識も変わり、冷蔵庫内の食べ残しを食べ忘れることは減りましたが、

冷凍庫までまだまだ意識ができておりませんでした。冷凍庫内に何があるのか、いつ冷凍させたのか分かるようにリストを作ろうか、など家族で解決策を考えてます。 」

「毎日の夜家事のルーティンのひとつとして違和感がなくなってきていて、これからも続けたいと感じています。

バッグが、予想以上に扱いやすいのも大きなポイントです!

特に、スコップの土をバッグの内側で拭き取れる所が気に入っています。」

「これまで、魚料理の後の生ごみの臭いがきついこともあって、魚料理の頻度が低めになっていた我が家。

コンポストの暮らしになって、魚のゴミの臭いが気にならないことが嬉しく、魚を買うことが増えました。とても嬉しいです。」


ゼロチャレンジ1日目から15日目まで途中経過をピックアップして、変化をみて頂きました。

いかがでしょうか?

コンポスト生活を始めた人は、自ずとエコのことや循環、「もったいない」を意識し、丁寧な暮らしを

楽しみながら生活に取り入れていかれます。

環境専門家のお話しを聞いたり、メディアで環境番組を見たり、ニュースを読んだりしても何処か人ごとになりがちになってしまいます。

しかし、コンポスト生活を始めると、循環を一番近くで感じ体験していくことができるので、

エライ先生のお話しより効果的なようです。

そして、生ゴミの課題だけでなく、それ以外のことに意識が働き始めて、発見や気付きが起きていくところも楽しみと嬉しさを感じます。

AgriPoucher®︎コンポストは、日本が抱える課題をクソ真面目に解決していくより、

楽しく心地よく生活に取り入れて暮らすことで、それぞれが感じ考え地球に優しい暮らしにシフトしていくことができることを目指しています。

『フードロスゼロチャレンジデイズ』の旗振りは、H2Oリテイリング株式会社さんです。

社名を聞いてもどこ?って思う方もおられるでしょう。

阪急・阪神グループさんです。

グループ全体のフードロス課題と地域課題、環境課題をより良い方向に進めていくプロジェクトの

一つがフードロスゼロチャレンジデイズです。

パートナーシップとして、地球Laboを選んで頂き感謝申し上げます。

次回は、ゼロチャレンジ後半戦のお話をお伝えできればと思います。

お楽しみに。

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