時間ってどういうものなんだろうなと考えることがあります。
時間は全てに平等。
時間は取り戻せないもの。
時は金なり…
「今」とはどの瞬間のことを言っていて、「過去」とはどの瞬間からなのか、考えたことはありますか?(実際には直近の15秒を今とする捉え方があるようです)
現在44歳の私は、2021年1月24日で、生まれてから
386424時間を生きました。
日数にして、16101日。
週で言うと、2300週+1日。
月だと、528ヶ月+30日になります。
こうして計算してみると、たくさんの時間を過ごして来たんだなと思う反面、逆に、これしか経ってないの?と思ったりしますね。
この時間という感覚は技術の発展に伴い、どんどん短縮出来るようになりました。
私はグァテマラでの生活から帰国後(グァテマラの話はまたいずれ…)、ご縁があり、地元の広告代理店でほんの少しだけ仕事をしていたことがありました。
当時、いろいろと取材にいったわけですが、撮った写真を現像に出して、できるまで会社で記事を書いて…ということをよくやっていました。
でも、今ではスマートフォンで撮った写真をメールやLINEで送って、記事は移動しながら書いてしまえば、それで済ませれるようになりました。
帰国してからほんの20年で生活はガラリと変わりました。
ネットの力を使えば、地球の裏側にいる人とリアルタイムで情報のやり取りさえできます。
交通手段の発達も同様で、技術の発展とともに移動時間が短縮されてきました。
こうして私たちは時間短縮をしながら、限られた時間の中でできる事の数を増やしてきました。
どれだけ文明が発達しても、1時間は60分、1日は24時間で、1週間は7日というのは変わらないのに、この60分・24時間・7日間に詰め込んでいることがどんどん増えてきているんです。
このループはどこまで続くのか…
どこかで意図的に歯止めをかけないとどんどん一日のタスクが増えていきそうですが、時間をかけるということもとても大事だと感じることもたくさんあります。
オンラインではなく、人との交流をじっくり温度や空気を感じながらリアルであって深めること。
そして、その関係を通じて自分の成長に繋げること。
食材と同じように、時間をかけて熟成するという作業がここには必要だと感じています。
有意義で楽しいことを、大好きな仲間と一緒にできることに本当に感謝が尽きません。
いつも刺激をもらい、成長させていただいています。
これから知り合う方とも、時間をかけて丁寧に繋がり深めていきたい。
ご縁は本当に宝です。
生まれてから今日まで「今」を毎日たくさん重ねて、ここまで来ました。
全ての生命は、この世に「生」を受けてから、「死」に向かって日々を過ごしています。
これは誰も否定できません。
「生」がそこにある以上、その生に終わりが来ることは、紛れもない事実です。
命は確実に来る「死」に対しての限りある時間…「命」は「時間」なのです。
時間の使い方は命の使い方。
限りある時間を大切に重ねていきたいと思います。