東京オリンピックが幕を閉じました。
以前、こちらのコラムでグァテマラ滞在記(https://chikyu-labo.com/グァテマラ滞在記/)を投稿しましたが、今回の東京オリンピックにグァテマラでご縁があったケビン・コルドンという選手が参加し、4位に入賞するという大活躍を見せてくれました。
ケビンは今回で4大会連続のオリンピック参加。
グァテマラ共和国のサカパというところの出身で、1度だけですが、彼が14歳ぐらいの頃、彼の故郷に行ったことがあります。
サカパのラ・ウニオンという本当に小さな自治体で、着いた時にアテンドしてくれた現地のコーチが「町を見物するか?」と言ってくれたんですが、通りが2本しかなくわずか10分程で見終わってしまい…(笑)
当日の晩にちょっとしたお祭りを町中でしていて、現地の子供たちと一緒に楽しんだり、日本人が来るのは珍しかったようで、練習もたくさんの人が来てくれました。
練習が終わって自宅のある首都に帰った時に、タクシーの運転手から目的地の手前の通りで「ここで降りてくれ」と言われたため、なぜか聞いたところ「そこの通りは暴動が起きてるから行けない」と驚きの返答が来ました。
そんな思い出もあるためか、ケビンの故郷へ行った時のことを鮮明に覚えています。
直接的に指導をしていたわけでないものの、たまにグァテマラ国内中から優秀な子供たちを集めた練習会で指導したり、大会の時に話したりしていたので、今回の彼の活躍は本当に嬉しく思いました。
20年前に関わった日本人の私がいて、その私が住んでいる日本で開催されたオリンピックで結果を残してくれたことに、時を超えた繋がりを感じ、とても感動しました。
先日、東京から弊社が販売をしている次世代活水器ディレカの製造元である、株式会社TAMURAの田村社長が大阪にお越しくださいました。
田村社長とお客様をお繋ぎして、製造メーカーの社長からディレカとそれにまつわる様々なお話をしていただく機会を設けることができ、より一層、ディレカを広めていきたい気持ちになりました。
次世代活水器ディレカは一般家庭だけでなく、一次産業から大きな工場、ホテルやプール、温浴施設まで、水が使われるところなら業種関係なく多岐にわたって導入され、各業界で多くの結果を出しています。
洗剤料を減らせたり、収穫量をアップさせたり、鮮度の保持に貢献したり、食べ物や飲み物を格段に美味しくしたり、制菌・滅菌効果が期待出来たりと、水が使われているところでどんどん結果を出し、水の力でお困り事を解決してきました。
『本物を追求する人がたどり着き、一流を超一流にしてくれる水』
水道水をそんな水へと、持つ力を引き上げてくれます。
地球環境を守るために作られて、世界各国で使われて結果を出しているこのディレカを開発した会社が私の出身地である福島県からスタートしていることが、とても誇らしく嬉しいです。
今回は田村社長より、ディレカが開発された当初から、現在のモデルになるまでのバージョンアップの過程をお伺いすることができ、本当にベストなタイミングでめぐり逢えていると感じました。
とはいうものの、元々私自身も健康問題や環境問題に関心はありましたが、まだそこに興味を持ったばかりのころでは、説明もできなければ、今ほどに確信を持つことはできなかったと思います。
私が映画館で初めて観た映画は、父が連れて行ってくれた、ドラえもんでした。
その映画では、来場者に小さなドラえもんの缶バッジをプレゼントしていて、そのドラえもんが緑色をしており「緑を大切に」と書いてありました。
父にその意味を質問したことが、環境問題を初めて認識したきっかけになりました。
その頃から、旅行などで移動をする時には車や電車の窓から景色を眺めるのがとっても好きになり、修学旅行などで周りで友達が騒いでいても、よく外を眺めていたりしました。
成人してからは、南米のガラパゴス諸島で動物たちに接近したり、世界三大瀑布のイグアスの滝でびしょ濡れになったり、生きてる氷河と言われているペリト・モレノ氷河の上を歩いたり、コスタリカで原生林の中を歩いたり、ウミガメの産卵を観るツアーに参加したりー。
ほんの一部ですが、地球に溢れているたくさんの美しい姿を心に留めて来ました。
父が注射でショック死(https://chikyu-labo.com/18年の間に学んだこと/)したこともあり、健康問題や医療のことを、本当にたくさん、お金と時間をかけて勉強しました。
家族や自分の健康こと、地球環境のことを少しずつ少しずつ積み重ねて、地球環境と健康が密接な繋がりがある事を深く知って、その事が本当に今に生きているんだと感じます。
そして、その事が根っことなって、現在の地球Laboの仕事を支えてくれています。
過去を振り返ってみた時に、あの時の事が今のここに繋がってたんだと感じることはありませんか?
冒頭のケビンのことも、ドラえもんの映画のことも、元は過去の小さな点に過ぎませんでした。
ですが、その小さな点に努力が積み重なり、そこに人のたくさんの協力や膨大な時間を経たことが波紋のように広がって、オリンピック入賞やディレカとの出会いという形で今へと繋がりました。
これからどんなことが起きるのか分かりませんが、この先続く未来に向けて、足を止めずに歩み続けたいと思います。