






熊本地震(2016年)では、収集停止によって家庭ごみが一週間以上放置され、「避難所の周囲にハエが大量発生」「生ごみの臭いで窓が開けられない」などの声が多く寄せられました。わずかな生ごみでも高温下では半日で腐敗が進み、悪臭が空間全体に広がります。
東日本大震災の際には、避難所で胃腸炎や皮膚感染症が多発。原因のひとつが、生ごみの管理不備と衛生状態の悪化でした。災害時は免疫が低下しがちなうえ、水も限られ、菌やウイルスの繁殖が早まります。
令和元年の豪雨災害では、「生ごみ」と「がれき」が混在した廃棄物が各地で問題化。悪臭やカビの発生で集積所の運営が滞り、復旧作業の妨げになった例もあります。処理施設が被災すれば、問題はさらに長期化します。
AgriPoucher®︎は、停電・断水のような非常時にも使える発酵型コンポストバッグ。微生物の力で生ごみを分解し、悪臭や害虫の発生を防ぎながらごみの量を減らします。自治体の備蓄品としても注目されており、平時から使うことで非常時の衛生管理に直結します。
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