2021年7月19日

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夏がやってきました

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そろそろ梅雨も明け、じわじわと夏の日差しになってきました。
春には聞かなかった虫の声もこれから全盛期に入りますね。その中でも人間を悩ませるものもいますが、皆さんは虫対策はどのようにされていますか?

例えば、蚊。刺されると痒くて人によっては腫れが伴ったり、化膿してしまう人もいらっしゃるでしょう。そんな虫対策を皆さんはどのようにされていますか?
私が子どもの頃、頻繁に使用されていたものがコンセント式の殺虫商品です。けむりが出なくて安全ということでしたが、そもそも虫が死滅するものが人間にとって影響がないはずがないのでは?
殺虫剤や虫除けスプレー、様々な商品がありますが、その中にはネオニコチノイド系のものもあり、人体や環境への影響が問題視されています。最も多く使用されている成分ディートも、個人的には出来るだけ避けていただきたいと考えます。これらの商品に使われている成分の中には、目には見えませんが、虫の神経系に働き死滅させるものもあります。呼吸を通じて体内に取り込まれたり、皮膚を通じて取り込まれます。鼻から入ったものはダイレクトに脳に行きますので、人間の脳にも影響を及ぼすと考えても不思議ではありません。
出来るだけ安心して過ごせる環境作りにはやはり安全なものを選ぶ基準を持っておくことが大切ではないかなと思います。
日本には和ハーブと言われるものが存在し、虫に刺された時に擦り込む薬草もあります。世界を見渡しても様々なハーブを使ったアロマなど自然の中から虫を忌避し、人体にも環境にもダメージを与えず共存できる道もあるのです。なかなか薬草を取り入れるのはハードルが高いと感じる方も少なくないと思いますが、天然のアロマで虫除けスプレーや虫刺され時のクリームなどは近年メジャーになってきたのではないでしょうか。

その中で除虫菊(和名 シロバナムシヨケギク)。緑の渦巻きのお線香がありますが、これには微量とはいえ農薬の成分が入っています。同じ渦巻きでも昔ながらの除虫菊で作られたもの、こちらは、蚊は死なないですが、臭いを嫌がって来なくなります。知らなければ何気なく買い求めますが、知るとそちらを選ぶことができますね。特に小さいお子さんのいるご家庭や、喘息やアレルギー、呼吸器系の疾患等をお持ちの方は是非今一度身の回りを見直していただきたいと思います。
また、ハーブの中にも虫が嫌がって遠ざかるものがあります。代表的なものは、ペパーミント、ユーカリレモン、ティーツリーなどです。また、ゼラニウムやレモングラス、シトロネラなども有効的だとは思いますが、その中には蜂が好む香りも入っており、季節や場所によっては注意が必要です。これらの精油は原液を直接は使用できませんのでキャリアオイルと呼ばれるものに数滴垂らしたり、精製水や水に入れて虫除けスプレーを作ったりして使用するのがおすすめです。その場合、選ぶアロマも純度の高い安全性の高いものを選んでいただきたいと思います。小さなお子様には直接降りかけるのではなく、大人の手に取ったものを塗ってあげるくらいの間接的な方がベターです。蜂が好む香りの場合は、それ以外のものをミックスすると良いかなと思います。ディフューザーなどでお部屋にやんわりと香りを漂わせるのもいいですね。

家庭菜園やお庭などでは、虫が嫌がるハーブなどを植えておくのもいいアイディアだと思います。
さあ、元気に暑い夏を乗り切りましょう‼︎

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