コンポストのある暮らし

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現在チャレンジ中のフードロスゼロチャレンジDAYSから、

今回は、皆さまに近況報告をしたいと思います。

10月19日から、川西エリアにおいてスタートしたフードロスゼロチャレンジDAYS。

これは、産官学がパートナーシップを組み、エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社さんを中心に、

川西市・スーパー・百貨店・地域住民さんが参加し、フードロスを減らし資源に変えていく取り組みです。

実際に、10月19日より3週間、毎日出る生ゴミをどれだけコンポストバッグに入れ、どんなものを入れたか等、細かくレポートしながら、熟成後の堆肥を川西市の緑化に役立てていただく為に寄贈するという1回目のチャレンジです。

テスト的な側面もあり、今回出た課題などをブラッシュアップして、フードロスの課題解決からゼロウエイストに向けた循環都市を目指したプロジェクトです。

今回参加された多くの方は、コンポストが始めての方ばかり。

スタート前のワークショップの際にも、ワクワクもあるけど、不安もありますと、

素直におっしゃって頂ける方もおられました。

どんな不安?

・本当に堆肥を作れるかな

・腐った臭いしないかな

・虫が発生したりしないかな

・3日坊主のわたしがちゃんと続けられるかな など


面白いことに、AgriPoucher®︎コンポストをスタートして3日ほど経つと生活に変化が起き始め、

生ゴミを捨てない暮らしに楽しみを感じ、発見や気付きが起き始めるのです。

実際にスタートして3日目のコメントを少しご紹介

「生ごみと普通ゴミを分ける意識をしたら何故か生ごみの量が少なくなったように感じる。」

「生ゴミ投入して混ぜたらホカホカでびっくり!」

「ゴロゴロしたかたまりが出来ていて、暖かい感じではないが何かが起きている感じがしました。」

4日目から7日経つとコメントにも変化が出てきます

「刺身のつまがもったいない。」「コンポストを始めてから、捨てることへの意識があがったような。」

「他の方のような発酵の実感があまり感じられなかったので米糠の追加をしたところ、チャックを開けたら明らかに袋の中の方が温かくなってました。これからが楽しみです。」

「今日は燃えるゴミの日でしたがゴミの量が3分の1程減量できたかと思います。小さな積み重ね大事だなぁと実感しました。」

「今朝は可燃ごみの日でしたが、普段30リットルのごみ袋が20リットルまで!!ごみの分別がもう一種類増え、それぞれが減ったのではないかな?!と思います。」

「ゴミ袋に入れる生ごみが圧倒的に減りました。反対に、紙製のパッケージが目立つため、

小さく処理したらもっと嵩が減るな、と思う。」

「食べ残しゼロ継続中」

「ついにフードロス こどもの食べ残し発生」

「今日は冷凍ご飯の食べ忘れがあり、勿体ない事をしてしまった!!と凹んでおりましたが、ゴミとして捨てるよりコンポストへ入れて堆肥に変わると思うと少し救われた気がします。」

「なんだか、これって何かに似てるなーと思いながら、毎日混ぜ混ぜしていましたが、米ぬか、発酵、毎日混ぜる、と言えば!糠漬けですね。なるほど~、と思いながら今日も混ぜています。」


いかがでしょうか。

コンポスト生活が始まるとそれぞれ体感しはじめ、意識変化が起き、これまでよりも丁寧な暮らしを選択し始めるのです。

アグリポーチャーは、都市のベランダや屋上で、
気軽に野菜づくりが出来るようにしよう。
野菜づくりの堆肥は、キッチンから出る生ゴミや野菜クズ。
その堆肥でまた野菜を育て、食べて、種をとり、蒔いて…。
そんなちいさな循環が家の中から生まれ、
その輪が広がっていくと、 とても豊かな未来が待っていると思い始まりました。

アグリポーチャーコンポストは、生ゴミを「捨てる」から「育てる」に変えることで、 キッチンの中から小さな循環が生まれ、 ヒトも地球も笑顔になれる社会が この先もずっと続くことを願って生まれました。

日本は、これまで大量生産大量消費をし、まだ使えるものでも簡単に捨てしまう習慣が身に付いてしまいました。

このループをいつまで続けるのでしょうか。続けていいのでしょうか?

最近、円安の影響から生活に関わる多くのものがに値上がりしています。

これは、輸入に頼りすぎた結果の現れだと私は思います。

食料自給率は、生産ベースで66%・カロリーベースで37%しかありません。

食料自給率を100%にすることは、他国では当たり前のことです。

それは、国を守ることに繋がるからです。

私たち消費者にも問題があります。

それは、お金さえ出せば何でも手に入る。

自分さえ良ければいい。他人や周りには関心がない。

物が自分を幸せにしてくれる。

そんな人々が増えれば増えるほど、我よしの世になっていくのです。

私たちは、未来から今を借りて暮らしています。

未来から借りたものをどう未来に返していきますか?

私たちの先祖もそうしてきたのです。

大地…空気…水…すべては循環しています。

そしてその恵みによって、私たちは日々生かされているのです。

今回は、この辺りで。

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